[No.647] 2009/07/10 (Fri) 22:30
わんの薬と人間の薬
僧坊弁閉鎖不全症
簡単に言えば、心臓の弁のしまりが悪くなる病気。
治療薬の第一選択薬は、通常ACE阻害薬。
この薬は、人間でも犬でも非常に良く使われ、高い治療効果、延命効果、心肥大の改善効果がある。
ハイ・・・ここまでは犬も人間も同じ。
問題は・・・副作用。
ACE阻害薬の代表的な薬である「エナラプリル」について、「動物用の使用上の注意」と「人間の使用上の注意」を見て下さい。
動物の方、重大な副作用の項目がないでしょ?????
ここ、見てください。
血管浮腫の副作用。
気道狭窄、呼吸困難、死亡例あり・・・
これらは、決して頻度の高い副作用ではありません
だから、怖がることも、飲むのを止める必要もありません。
問題なのは・・・
患者(ペットの場合飼い主)が、それを知っているかどうか?です。
副作用の出始めを見逃さない為に、知っている事が大切なんです。
実際、犬の体と人間の体は違います。
だから、犬では起きないのかも?しれません・・・
でも・・・
昔、気管虚脱と僧坊弁閉鎖不全を持ったヨーキーがこの薬を飲み続けてたけれど、呼吸困難から死に至った後、血管浮腫から呼吸困難を引き起こす副作用があると知った飼い主さんから相談を受けた事があります。
何故、そういう副作用があると、獣医さんは教えてくれなかったのか??
獣医さんは、その事を知っていたのだろうか?
気管虚脱の自分の犬に、本当にその薬で良かったのだろうか??
飼い主さんの姉は、薬剤師だったそうです。
お姉さんが、人間ではこういう事があると伝えた事で疑問を持ち、薬剤師であり犬のブリードもしていた私の所への相談メールが届いたのです。7、8年前の事でしょうか?
愛犬の死は、薬が関係している?症状が悪化した時にも飲ませ続けて良かったのか??
残念ながら・・・私にははっきりした答えは出せませんでした。それは、今も同じです。
ただ・・・
この副作用が現れる前兆、そして、服用開始21日までに多発するという事実。
これを知っているだけで、全然違うと思うのです。
もしも、獣医さんから説明があり、飼い主さんが納得して服用していたのだったら、例え結果が同じでも、飼い主さんの後悔や、獣医師に対する不信感は無かったと思うのです。
繰り返して言いますが、決して怖い薬ではありません。むしろ、大切な薬です。勝手に服用を止めてはいけません!絶対に!!
副作用は、あくまで「副」作用であって、全ての子に現れるわけではありません。
大切なのは「主」作用の方です。
でも、薬は諸刃の剣である事も事実です・・・
今回、改めて「動物の薬」と「人間の薬」の使用上の注意の違いに驚きました。
ペットを擬人化しすぎるのは問題ですが・・・
情報化時代であり、ペットは家族!が当たり前の時代である現代では、少し時代錯誤な感じを受けた私です。
この病気が発見されたサザビーや、この病気で苦しんでいるたくさんのわんちゃん達が、元気になってくれますように・・・

こちらの2つも応援宜しく

簡単に言えば、心臓の弁のしまりが悪くなる病気。
治療薬の第一選択薬は、通常ACE阻害薬。
この薬は、人間でも犬でも非常に良く使われ、高い治療効果、延命効果、心肥大の改善効果がある。
ハイ・・・ここまでは犬も人間も同じ。
問題は・・・副作用。
ACE阻害薬の代表的な薬である「エナラプリル」について、「動物用の使用上の注意」と「人間の使用上の注意」を見て下さい。
動物の方、重大な副作用の項目がないでしょ?????
ここ、見てください。
血管浮腫の副作用。
気道狭窄、呼吸困難、死亡例あり・・・
これらは、決して頻度の高い副作用ではありません

だから、怖がることも、飲むのを止める必要もありません。
問題なのは・・・
患者(ペットの場合飼い主)が、それを知っているかどうか?です。
副作用の出始めを見逃さない為に、知っている事が大切なんです。
実際、犬の体と人間の体は違います。
だから、犬では起きないのかも?しれません・・・
でも・・・
昔、気管虚脱と僧坊弁閉鎖不全を持ったヨーキーがこの薬を飲み続けてたけれど、呼吸困難から死に至った後、血管浮腫から呼吸困難を引き起こす副作用があると知った飼い主さんから相談を受けた事があります。
何故、そういう副作用があると、獣医さんは教えてくれなかったのか??
獣医さんは、その事を知っていたのだろうか?
気管虚脱の自分の犬に、本当にその薬で良かったのだろうか??
飼い主さんの姉は、薬剤師だったそうです。
お姉さんが、人間ではこういう事があると伝えた事で疑問を持ち、薬剤師であり犬のブリードもしていた私の所への相談メールが届いたのです。7、8年前の事でしょうか?
愛犬の死は、薬が関係している?症状が悪化した時にも飲ませ続けて良かったのか??
残念ながら・・・私にははっきりした答えは出せませんでした。それは、今も同じです。
ただ・・・
この副作用が現れる前兆、そして、服用開始21日までに多発するという事実。
これを知っているだけで、全然違うと思うのです。
もしも、獣医さんから説明があり、飼い主さんが納得して服用していたのだったら、例え結果が同じでも、飼い主さんの後悔や、獣医師に対する不信感は無かったと思うのです。
繰り返して言いますが、決して怖い薬ではありません。むしろ、大切な薬です。勝手に服用を止めてはいけません!絶対に!!
副作用は、あくまで「副」作用であって、全ての子に現れるわけではありません。
大切なのは「主」作用の方です。
でも、薬は諸刃の剣である事も事実です・・・
今回、改めて「動物の薬」と「人間の薬」の使用上の注意の違いに驚きました。
ペットを擬人化しすぎるのは問題ですが・・・
情報化時代であり、ペットは家族!が当たり前の時代である現代では、少し時代錯誤な感じを受けた私です。
この病気が発見されたサザビーや、この病気で苦しんでいるたくさんのわんちゃん達が、元気になってくれますように・・・

こちらの2つも応援宜しく


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